REALITY

大陸のどこかで生きるメンヘラ

018

やはり長く続けるのは苦手なよう。

最後に書いたのが4月だからすでにもう3か月は経過してる。いろいろあった。元気になって、今は海外にいる。

いわゆる留学をしている。こんな自分が海外で、独りで暮らすなんて、と思ってずいぶん心配だったことをよく覚えている。結論から言えば、なんとかやっていけてる。

 誰も私のことを知らない。その代り、私は相手に知ってもらえるよう努力しなければならない。当然の対価交換をすっかり私は失念していた。留学に心躍らせていたのは事実。けれど、同時にまた発症しないかという不安が私に覆いかぶさる。

たしかに言葉の通じない国で、独りで暮らす、というのはどうしても孤独に触れなければいけなくなる。コミュニケーションを取るため必死になるし、おかげで精神がすり減る。買い物だけで一苦労。それなのに、加えて私は大学生をしなければならない。

暖かいシャワーを浴びながら、苦しいのに涙は出てこない。泣こうと思っても、泣けない。何がつらいのかわからない。息苦しさに夜は眠れない。眠れても、2時間から3時間おきに、私の意識は浮上する。真っ暗な部屋、鳴らない携帯、異国の雰囲気。

それでも、たしかに、楽しいと思う瞬間があって、そのために私は今頑張れている。そうしなければ、私は生きていけないのだ。ここで、この国で。